自粛中のソロキャンプ。初心者はアライテントでひと味違ったリラックス。



閉塞的な自粛生活からトリップ!自己流ソロキャンプのススメ。

47歳の既婚で妻(41歳)と娘(9歳)と暮らしております。

自粛中は仕事が暇だったこともあり、以前から興味があった「森の中でソロキャンプ」をしました。

事前にキャンプ好きのバイブル「CAMP LIFE」や「楽しむ!極める!キャンプ完全ガイド」に掲載されている情報を頭に叩き込み、「完全某焚火マニュアル」で火の起こし方まで勉強して万全な状態で挑みました。




ソロキャンプどころかキャンプ自体も遠い昔に友人の誘いで数回参加した程度のわたし。道具も一切持っていなかったので楽天やAmazonで道具を揃えました。

 

ソロキャンプに最低限必要なテント、グリル、ダッチオーブン、ナイフやスプーンなどのカトラリーなどを10万円程度で揃えて準備万端。

今は店舗まで足を運ばなくても、こだわりのブランドの道具がネットで購入できるのでインターネット様様です。

 

「せっかくやるなら、とことんやりたいようにやってみよう」とソロキャンプの場所に選んだのは、北海道の大自然が豊かな森の中です。オートキャンプ場などの開けた環境ではなく完全な森の中に入ってキャンプを楽しむという初心者のわりに思い切った行動に出てみました。

 

自粛で生活がガラッと変わったので何だか普段と違うことができる気がしたんです。
ゴールデンウィーク中に千歳市の支笏湖通り沿いにある森にて2泊3日で挑戦しました。

 

目的の森に到着し、林道からほど近い場所にテントを設置しました。

 

その辺りは北海道ならではの雄大な大自然が広がっていて、クマはもちろん、野生の獣がかなり出没するような場所です。

いざキャンプに向かう初日、正直ちょっと怖さもありましたが、森に着くと不思議とそれを含めて楽しんでやろうという気持ちが湧いてきました。

 

幸いGW中はずっと晴れていて絶好のソロキャンプ日和が気持ちを後押ししてくれました。

 

無言でひたすらキャンプの様子を配信する動画に病みつきになって…

ソロキャンプをしようと思ったきっかけはソロキャンパーでyoutuberのキツネさんの動画を観たからです。

投稿主の外国人が終始無言で自分のキャンプの様子をひたすら動画配信しているのですが、その様子を観てどうしてもやってみたくなりました。

その動画では、冬の雪の森の中のソロキャンプで上手に火を起こすのはもちろん、キャンプの醍醐味料理作りも大変見ごたえがあり、毎回違った料理を作ってはひたすら食べるんです。

動画を観た後はわたしも必ず同じものを食べてしまうくらいハマっております。

テントの設営の仕方もとても参考になるので、今回のソロキャンプにノートパソコンを持っていき当日の設置の際に参考にしました。大好きなyoutuberの動画とシンクロしている自分を密かに楽しみました。


また、大自然の中でわたしも何か料理をしよう、と選んだのがBBQ。やっぱりキャンプといえばBBQですよね。

道民のソウルミートといえばジンギスカン!…なのですが、我が家のこだわりの食べ方があるジンギスカンは初心者ソロキャンパーにはちょっと大変なので普通に牛肉です(笑)



大自然の中で食べたり飲んだりするのって、普段の2倍、いや10倍は美味しく感じて最高でした。一緒にサッポロビールも飲みたかったのですが大自然の中ではシラフでいるに限りますので自宅でのソロ打ち上げのときに持ち越しです(笑)

夜食はダッチオーブンでグリルチキンを作ってみました。


ソロキャンプは究極のリラクゼーション。現実逃避やストレス解消にも最適だと思います。

実際にソロキャンプをしてみた感想は、とにかく静かで鳥の鳴き声だけが聞こえる環境なのですごく落ち着けます

そして匂いによるリラクゼーション効果も凄いです。

青々と生い茂る草花や日光に照らされた土の香り、大の男が腕いっぱい抱きついても全然抱えきれないくらい太い幹からの匂いなど、森の中に立ち込める大自然の匂いに包まれ大変心地良かったです。

こういう空間に自分が身を置く機会が得られたことはすごく幸せな事だなあと実感しました。




もう1つは、一人孤独にキャンプをすることは、普段考えないような仕事以外のことや今後のことをじっくり考えたり、自分自身と向き合える良い時間であると感じました。

日頃の喧騒から逃れリフレッシュもできて、そのあとの仕事にも活力をもらえましたね。

 

ソロキャンプ中に驚いたことは、わりと大きな鹿を何匹も目撃したことです。

私は北海道に住んでるのですが野生の鹿には一度も遭遇したことがなかったのですごく新鮮でした。それと同時に1人で野生動物を目の当たりにして怖くもありました。

サッと木の陰に隠れてコッソリとその鹿の姿を動画で撮影しました。

帰宅後、動画を基に調べるとやはりエゾシカでした。大自然の静けさの中に突如現れた野生動物たちにとても感動しましたし、この動画を家族や友人たちに見せて自慢しています。

 

ソロキャンプで楽しみにしていたこと、もう1つは夜の森での就寝なのですが、テント内は5月の森でも寝てると暖かくてちょっと暑いくらいでした。もっと寒くて震えてしまうくらいかと思っていましたがこれはラッキーでしたね。

テント内で寝袋を使って寝たのですが、初日は眠りについてしばらくしても些細な物音に反応してしまいなかなか寝れなかったのですが、途中からは気にせず熟睡する事ができました。

日頃は妻と同室で寝ているのですが、「いびきがうるさい」と夜中に叩き起こされることもしばしばですので、誰にも起こされずむしろ普段より良く眠れました(笑)



今回は初ソロキャンプということで、実は家族には「友人とオートキャンプ場へいく」と伝え、内緒で決行しました。1人でキャンプを、しかも大自然の中ですると言うと反対されるのではないかと思って本当の事は言えませんでした。

 

先述の外国人ソロキャンパーさんが雪の中で火を起こしてキャンプを満喫している回の動画がお気に入りで何回も観ていますので、もっと慣れてきたら来年くらいに雪のシーズンのソロキャンプを実行する計画をしております。

北海道民は雪と親和性があるのでやっぱりウインターキャンプに惹かれてしまうみたいです(笑)

また、冬の森は寒さや日が落ちる早さなどの問題はありますがクマなど野生動物がいないという面では安全だと思います。

自粛中のソロキャンプで大自然の面白さを痛感。もっともっと自然の中にいたい!

ソロキャンプを経験したことでもっと欲が出てきました。

次の目標、それは森の中に土地を買って小屋を作ることです!

調べたところ、数百万円程度あれば作ってもらえるそうで現実的な計画を立てているところです。実際に森の中に小屋を作って生活している方のブログもしょっちゅうチェックしています。

 

時々泊まりに行って現実逃避したり、1人になりたい時に使う小屋を作ってみたいです。子どもの頃憧れた「秘密基地」ですね。考えただけでワクワクします。

 

正直、資金面ではその気になればすぐにでも実現できそうですが妻に承諾を得る方は大変そうです(汗)

「秘密基地」なので誰にも言わなくていいかな…なんて。バレたら撤去は免れませんね(笑)

子どもにはある日サプライズで基地に招待したいです。昔からワンパクで木登りもいとわないじゃじゃ馬タイプの娘は大興奮することでしょう。そう考えると小屋ではなくツリーハウスでもいいかな?想像が膨らみます。

近くに川がある場所に小屋を設けて、そこで釣りをして、火を起こして釣ってきた魚を焼いて…ぜひやってみたいと思います。

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